No.008:美術館で働く桃子さんに六本木ヒルズ「OBIKA MOZZARELLA BAR(オービカモッツァレラバー) 」の”本日のスペシャルランチ”をおごる

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ

「六本木ヒルズで働いているのに、お金がなくて、どのお店にも入ったことがないんです。」

《おごられる人》 ハラペコNo.008: 桃子(ももこ)さん (24歳)
《おごる一品》 六本木:OBIKA MOZZARELLA BAR(オービカモッツァレラバー) の”本日のスペシャルランチ”
《お値段》 1,500円(税込)

桃子(ももこ)さん
  
名前: 桃子(24歳)
現住所: 池尻  出身: 静岡
職業: 森美術館ショップ店員
好きな食べ物: チーズ
お気に入りの飲食店: 社食
一ヶ月の食費: 20,000円
ホームページ: もものめ

    

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
六本木ヒルズヒルサイドにあるモッツァレラチーズの専門店「オービカモッツァレラバー」。全面ガラス張りで、開放感のある店内。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
明るい窓側の席に案内してもらったが、直射日光は入らず、快適。ランチメニューは「本日のパスタ」と「本日のスペシャルランチ」の2種類ある。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
森美術館で働いているという桃子さん。チーズが大好物ということで、モッツァレラチーズ中心の”本日のスペシャルランチ”(1,500円)を注文した。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
中央はアイランドキッチンのように調理しているところが見られる。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
まずは2種類のパンが運ばれてくる。素朴な味なので、オリーブオイルをつけて食べてもいい。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
メインのプレートが来た。「おいしそう!」と、うれしそうな桃子さん。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
モッツァレラチーズを中心に、サラダと前菜3種が乗っている。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
イタリアのカンパーニャ地方で採れる水牛の乳のみを原料とした、手作りのモッツァレラチーズ。ハムと相性がいい。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
「おいしい!」

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
素材の味をたのしんでもらうために全て薄味で調理してあるので、好みで、オリーブオイルやバルサミコ酢、コショウをかけて食べる。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
有機栽培の野菜を使っているようで、虫食いも目立つが、野菜そのものの味がおいしい。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
「人と食べるとおいしい」と桃子さん。食事もおしゃべりも進む。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
メインのサラダの他に3つの前菜が乗っている。きのこのマリネ。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
ホクホクでおいしいポテトのチーズグラタン。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
豆とブロッコリーのサラダ。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
食べながらも、これからのことなどは真剣に語る。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
デザートは日替わりで2種類から選べる。パンナコッタを選択した。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
最後に食後のドリンクが付く。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
桃子さんが作った、手作りのカードケース&小物入れを見せてもらった。

六本木ヒルズ オービカモッツァレラバー 本日のスペシャルランチ
なんと、おごるTVのスプーンをつくってきてくれました!!大感激(涙)

8回目のハラペコさんは、六本木ヒルズにある森美術館のショップで働いている桃子(ももこ)さん。
桃子さんは、時給300円のスタイリストアシスタントから、時給850円の美術館店員として(給与的に)昇格したものの、親のスネかじりから自立して、ますますお金がないという。
  
お客様に「六本木ヒルズでオススメのご飯やさんどこですか?」と聞かれても、どこにも行ったことがないので、しどろもどろ。「おすすめのごはんやさんを作りたい!ヒルズでごはんが食べたい!」という桃子さんの願いを叶えるべく、今回は昨年末にオープンして話題の「OBIKA MOZZARELLA BAR(オービカモッツァレラバー)」にやってきた。
  
── このお店を選んだ理由を教えてください。
  
六本木ヒルズで働いているんですが、お客さんに「六本木ヒルズでオススメのご飯やさんどこですか?」と聞かれても行ったことないからわからなくて・・・
だから一度六本木ヒルズ内のお店に行ってみたかったんです。このお店は、専門店特集の雑誌で知って、気になっていました。
  
── 六本木ヒルズで何のお仕事をしているんですか?
  
六本木ヒルズにある森美術館で仕事をしてます。
時給850円のアルバイトなんですが、前は時給300円くらいの仕事をしていたので大分ましになりました(笑)
  
── 時給300円って、それはどんなお仕事なんですか?
  
スタイリストのアシスタントです。ミュージカルやアーティストのコンサート衣装を担当していました。
実際は時給ではなくて、月7万円もらってたんですけれど、時給に換算すると300円以下でしたね・・・
  
── アシスタントの世界ってそういうものなんですか!?
  
そうですね、もらえただけでも良い方ですよ。
最初はもっと良かったんですけど、2万値下がりして、アレっ?て(笑)
  
── スタイリストアシスタントになったきっかけは?
  
元々ファッション業界に憧れて、服飾の学校に通っていたんです。
わたし、ブリブリな衣装が好きなんですよ。アイドルとか。テレビや雑誌を見て、自分の好きな衣装のスタイリストさんを調べて、その師匠のアシスタントになりました。
アイドルの衣装は楽しかったです。
  
── 一日の仕事内容ってどんな感じだったんですか?
  
撮影やコンサートがあるかないかで若干違うんですけど、例えばコンサートがある日は朝イチで地方に行って、テストと支度をして、夜のコンサートに備えてリハーサルで衣装を着付けて…
コンサートが終わったら、宿泊する予算がない場合は、汗ダラダラの衣装をドライヤーで乾かしてトランクに詰めて帰るみたいな・・・
    
あとは、生放送で24時間のショッピングチャンネルの仕事があって、水商売とか夜のお仕事をしている人が帰宅する真夜中の時間帯って、すごく良く売れるんです。
その時間にフィッターとかスタイリストで行ったりするので、夜中の2時入りとか3時入りが当たり前でした。
昼間は普通に仕事をして、その後にスタジオに行って、夜中にコーディネートを組んで、朝終わってそのまま仕事して…(笑)
  
── ええ!それをどれくらいの間続けていたんですか?
  
3年半ですね。そろそろ独立させて欲しいなと思っていたんですけど、なかなかさせてもらえなくて・・・
その間家賃だけ親に払ってもらって、なんとか生活していました。
  
── 辞めるときに葛藤はなかったですか?
  
ずっと葛藤はありました。
元々何かを作ることが好きで、そのひとつが服だったんですよ。
それでアーティストの衣装を作って、見せて、表現したい!って思ったんですけど、だんだんやって行くにつれて「あれ、何かが違う・・・」と思うようになって、スタイリングじゃなくて服を作ることが好きなんだと気付きました。
なので、一度リセットして原点に戻ろうと思って、辞めました。
  
── アシスタントをやって、よかったと思うことはありますか?
  
いろんな方と話せるので、世界は広がりましたね。フリーランスの人は面白い方が多くて、話していて楽しかったです。
師匠とは、嫌いで別れたわけではないので、今でもお手伝いさせてもらったりしています。
  
── 今は自分の作品もつくっているんですか?
  
今は美術館でアルバイトしながら、子供たちに絵を教えるアトリエでアシスタントをして、その傍ら自分の制作をしています。
自分でいろいろ作る時間があるので、すごく幸せです。今は、自分の世界を作ろうと思っています。
  
── 今はお金を稼ぎつつ自分のことをやるための期間なんですね。
  
そうですね。今は貯金をして、来年から美術の学校に行こうと思ってるんです。
デッサン力とか全然ないので、もう一度ちゃんと美術の勉強をしたくて・・・
今は貯金をしつつなので、あんまりお金が使えないんです。
  
── これからの目標は?
  
学校に通って、まずは自分の作るものに対して、どんな方法があるのかを知りたいんです。
あとは、子供たちにいろんな物作りを教える先生にもなりたい!
  
今アシスタントとしてお手伝いしている子供のアトリエは、絵も描くし、お菓子を作ったり、紙飛行機を作ったり、粘土で動物を作ったり・・・自分も作っていて楽しいです。
幼稚園から小学校くらいの子供たちに、美術というのもにはまだ興味がないだろうけど、表現することの楽しさを教えたいです。わたしも幼稚園の時にそういう学校に行っていて、それがきっかけで作ることが好きになったので。
  
これからは、子供に教えながら、自分も何かを作るっていう生活がしたいです。
  
── じゃあ”ファッション”にこだわっているわけではないんですね
  
ないですね。ただ、素材として、生地で何かを作るのは好きなんです。ファッションにこだわっているわけではないですね。
  
── 何か食べ物でのこだわりはありますか?
  
あんまり化学調味料が好きじゃないので、自分でつくるときはちゃんとだしから取ります。
  
── ここの料理も自然なものを使ってるみたいですね。
  
そうですね。大豆がすごくおいしいです。
モッツァレラチーズもみずみずしくて・・・
それに、やっぱり人と食べるとおいしいです。
  
── お昼は一人で食べることが多いんですか?
  
そうでもないんですけど、お昼以外はひとりでご飯食べることが多いです。
  
── お昼は何を食べていますか?
  
お昼は社食ばっかりです。社食がすごくおいしいんですよ。
それも300円とか400円くらいで食べられるので、すごく嬉しいです。
メニューもなんでもあります。パスタもうどんも蕎麦も定食もカレーも!
  
── そこは外部の人は食べられないんですよね?
  
そうなんですよ。一般の人は入れないところです。
ヒルズ内にある有名な会員制レストランのコックさんも食べに来るくらいの社食なので、本当に美味しいですよ。
  
── 夕食は自炊ですか?
  
自炊です。うどんばっかり食べてます。
お米炊くよりも麺類を食べることが多いですね。
  
── 一日の食費ってどれくらいですか?
  
食費を月2万円にしようと思っているので、一日の食費の目標は650円です。
でも、けっこうやっていけるんですよ。お昼ごはんをちょっと食べて、300円で朝と昼を済ませれば・・・
  
── わたしも、お金がなかった時はもやしばっかり食べてました(トミモト)
  
わたしもやってました。安くてお腹にたまる野菜って、もやしくらいしかないですよね。
でも、忙しいと、もやしをいっぱい買っても結局全部捨てたりして、意味ないって思いました。
  
── ありがちですね(笑)焼きそばやうどんは、安い時に買いだめして冷凍したり・・・
  
食パンは買いだめしてました。コッペパンを3等分して朝、昼、晩に分けて食べたり・・・
カスカスだけど、牛乳とか飲み物があれば膨らむじゃないですか、それでなんとか持つんです。
  
── じゃあ、ヒルズ内のお店で1000円以上のランチなんて、なかなか食べれないですよね・・・
  
お昼に1500円なんて出せないですよ!!
  
── 甘いものは好きですか?
  
大好きです!特にチョコレートが好きです。
甘いものって、小麦粉と卵と砂糖があったら大体できるじゃないですか。だけど、チョコレートって絶対買わなくちゃだめじゃないですか。
  
── 自分では作れないですね(笑)
  
それがつらいんですよ。作れたらいいのにって思っちゃう。
  
── よく買うチョコレートは?
  
80円くらいの「チョコケーキ」って知ってますか?チョコがコーティングされてるふがしみたいなやつなんですけど、すごくおいしいんです。しかもそれだけでお腹いっぱいになるんです。
あとは「ビックサンダー」とか、最近「醤油スイーツチョコレート」っていうのを食べたんですけど、それも美味しかったですよ。
  
チョコとかお菓子って、パッケージがかわいいじゃないですか。
最近本当に貧乏性で、お菓子のパッケージも捨てられないんですよ。お菓子の箱そのままだとボロボロになっちゃうんで、ちゃんとコーティングして、入れ物にしたりしてます。

テープでコーティングしたケース
桃子さんのカバンから出てきた、お菓子のパッケージでつくったというカード入れ
  
── これ何に使っているんですか?
  
カード入れです。このパッケージすごく好きなんです。今入ってるのは守りです。
  
── 縁結びのお守りじゃないですか(笑)
  
ここのお守りすごく効くんですよ!
小国神社っていう静岡の神社なんですけれど、ここに初めてお参りに行って、その年に彼氏ができました。
これ2代目なんですけど、1代目はお財布に入れていて、そのお財布をなくしちゃったんですよ。そうしたら彼氏と別れてしまって・・・
  
── えー!本当ですか?
  
これはまずいと思って、もう一度行って、新しい2代目を買ったら、その2ヵ月後くらいに彼氏ができました(笑)
これはちゃんと大切にしよう!と思って、大切にしています。
  
── 最後に感想をお願いします。
  
いろいろと質問をされ、とても緊張しましたが、美味しいご飯と楽しい会話に花が咲きいつの間にかほぐれていました。
本当に幸せいっぱいお腹いっぱい一石三鳥くらいです。ステキなひとときをありがとうございました。ごちそうさまでした。
  
── ありがとうございました!

おみやげで頂いたお菓子の缶詰&手作り!おごるTVスプーン(凝っていて裏面にはビーズでGOCHIの刺繍が。)
おみやげで頂いたお菓子の缶詰&手作り!おごるTVスプーン(凝っていて裏面にはビーズで”GOCHI”の刺繍が。)

  
[編集後記]
  
とてもしっかり目標を持っていて、その目標のために考えて節約していることが言葉の端々に表れていた桃子さん。
自分の作っているものや、子供たちに教えている話をするときの生き生きとした表情がすごく印象的でした。
作っているものを見ても明るく楽しい感じがして、きっと子供たちと楽しい時間を過ごしているんだろうなぁと思います。
   
たっぷりの野菜ともちもちのモッツァレラチーズがとても良く合っていて特に女性には見た目も綺麗で嬉しいランチです。
アイランドキッチンのような作りの店内は、天井も高く、作業しているところを見渡せる作りでとても開放感がありました。
   
外には数席テラス席もありこれからの季節は外で食べるのも気持ちよさそう。
  
TEXT BY:kokoro(こころ)
掲載日:2009.05.19
  

店名
OBIKA MOZZARELLA BAR,Roppongi Hills(オービカモッツァレラバーロッポンギヒルズ)
住所
東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズヒルサイドB1
電話
03-5786-6400
営業
ランチ  月~金    11:00~15:00
ティー  月~金    15:00~17:00
ディナー 月~木・日  17:00~23:00(L.O.22:00)
金・土・祝前 11:00~05:00(L.O.04:00)
定休日
無休
カード
-
席数
86席
HP
http://www.roppongihills.com/jp/
shops_restaurants/details/
restaurant.php?id=203550001

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